スーパーロボット大戦K

ジャンル=シミュレーション 機種=ニンテンドーDS
オススメ度 ☆☆☆☆


ユニット ストーリー キャラ 他作品ネタ


管理人レビュー

「スパロボに出てくれた。それだけでも感謝してるわ。ありがとう!」

 レビューの内容が多いのでページ分割しました。本ページではゲーム全体のレビューとします。ゾイド中心のレビューは上記のより内容を選択してください。


 全14作品でその中、ガンダムSEED、マジンガーZ、ダンガイオー以外は全て携帯機初参戦。スパロボ初参戦作品が6作とかなり異色のラインナップでした。管理人はゾイド、ガンダムSEEDシリーズ、マジガンガーZ以外は原作を全く知らない作品でしたが十分に楽しめる内容でした。

 ストーリーはオリジナル主人公を中心に各作品の敵キャラが地球を狙って来て、作品を超えた多くの仲間と共に地球(または宇宙)を守る内容になっています。全作品を一つの地球でまとめる設定はムリがあるためか、「もう一つの地球」というものが存在ます。これらはゲート(ゾイドサーガでいう時空転送装置のようなもの)と呼ばれる装置を利用して行き来します。

 シナリオは全36話ですが、1話で前編、後編があるシナリオもありますので、別と数えると実際には46話ほどになります。そのうちゾイド中心のシナリオは5か6話ぐらいです。アニメのジェネシスのストーリーは50話と長いので結構省略されていました。

 スパロボオリジナルキャラは正直、男女ともにあまり好感の持てるキャラクターにはなりませんでした。好みの問題ですが、他のスパロボをやったことのある管理人としては今一歩の感じが強かったです。主人公ミストの考え方が問題なのかもしれません。どちらかというと敵側の方が好きになれました。

 新システムのアタックコンボとパートナーバトルシステムですが、ほとんどのユニットをシングル運用したためパートナーバトルシステムはあまり使用しませんでした。逆にシングルメインのためアタックコンボでザコ敵の一掃と重宝しました。
 管理人は各ユニットの個性が見たかったため、シングルメインでしたが、パートーナーバトルシステムを使用することで1ターンで大ダメージを出し、途中撤退ボス攻略などで必要となります。そのため、管理人はほとんどの途中撤退ボス倒せていません。

 アニメーションやカットインはレベルが高く、どれも見ていて迫力がありました。携帯機の特徴としてサクサク戦闘が進む中、どの作品の戦闘アニメーションもしっかりと作りこまれていました。

 全体の難易度はラスボスのル・コボルを入れても、それほど高くありません。修理費がなかったり、一部の強ユニットの存在など、途中撤退ボスなどを気にしなければクリア自体は特に苦労しないと思います。ただ、今作ではゾイド勢以外にも宇宙に適応していないユニットは多いので注意が必要です。適正B以下では命中率、回避率が極端に下がりますので改造パーツなどで補う必要があります。

 ゲーム全体を振り返ると長い歴史を持った有名タイトルだけに「ゲーム」としての出来では、ゾイドゲームとは次元が違う気がします(もちろんゾイドゲームには良作もありますが)。また、ゾイドのみのゲームではないため単純に比べることもできず、オススメ度は通常表示とは違って☆☆☆☆とします。
 ゾイドジェネシスが参戦したことで初代ゾイド、ゾイド新世紀/ゼロ、ゾイドフューザーズ参戦の可能性も出てきました。希望としては大好きなゾイドGF編を希望しますが、他作品でも楽しめると思います。

 最後になりますが、「ゾイドのためだけ」に買ってプレイしても十分に楽しめる内容だと思います。通常のゾイドゲームとは違いますが、多くの方にプレイしていただきたいと思います。歴代ロボットたちとの共闘は感動が立ち上がることでしょう。


スーパーロボット大戦Kに戻る