ゾイドキットの注意点


前回は背景紙や手ブレについて説明しましたが、今度はゾイドキット特有の撮影時の注意点を記載します。



↓まずは下の2枚の写真を見てください。



↑左がタカラトミー版コマンドウルフLCでオオカミ型モデル。右はMGF仮面ライダー新1号で当然の人型モデル。


どちらも上から照明を当てて撮影したものですが、ゾイドと仮面ライダーの写真には大きな違いがあるのが分かるでしょうか?

同じ条件なのにゾイドの写真にあって、仮面ライダーの写真にない(気にならない)ものはなんでしょう?










答えはです。




 ゾイドの写真は影が非常に目立ちます。対して仮面ライダーは足元に少し出来ていますが、ほとんど気にならないレベルです。この違いはモデルの形が原因です。

 仮面ライダーやガンダムのような人型モデルは縦長のため、多少ポーズを取らせても、全体に照明が当たりやすく影が出来にくいです。対してゾイドのような横長モデルは照明が全体に当たりにくく、影が出来やすいです。

 同じ横長モデルでも車や船のように底が地面にピッタリ接地するようなモデルならいいのですが、ゾイドは2足、4足で立ち胴体を浮かせるモデルが多いので足元に大きな影が出来やすいです。


そのため、同じ撮影環境で人型モデルは綺麗に写真が撮れても、ゾイドキットは撮影すると大きな影が出来たり、足元が見えにくいことが多々あります。

次のページで改善策を説明しています。



←ロボット魂 デスティニーガンダム。人型モデルは全体に光が当たりやすく、大胆なポーズや武装を展開しても影が出来にくく、影が出来た場合でも薄くあまり気にならないレベルです。 

ゾイドを撮影する場合には他のモデルに比べて、より光を気にする必要があります。

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