ゾイドキットのホコリ取り


↑ゾイドに限った話ではありませんが、ケース以外で保管しているとホコリが溜まります。少しぐらいのホコリなら気になりませんが、昔に組んだキットを久しぶりに出してみると化石レベルになっていることもあります。今回はホコリの取り方を何点か紹介しています。

※ホコリ取りのページですが、実際のホコリの画像は下の方のみ掲載しています。

↑ブロアーとエアダスター(缶タイプ)。どちらも手軽に購入できますが個人的にはあまりオススメできません。ブロアーは小型キットならいいですが、大きくなると連続使用が大変で風量も弱いです。缶タイプのエアダスターは手軽に強い風量を得られますが、意外とすぐ無くなりランニングコストが悪いです。他に本体が微妙に重く、購入、廃棄が面倒なのもデメリット。

↑エアダスター(ガンタイプ)とスパイラルホース。缶タイプのエアダスターを繰り返し買うぐらいならコンプレッサーを購入した方が結果的に安くなると思います。私も最初は缶タイプでしたが、空気にお金を使っているのが無駄に感じてコンプレッサーを購入しました。置く場所の問題などはありますが一度買ってしまえば存分に使えるので便利。
 大まかにホコリを吹き飛ばすのはいいですが、一部のHMMキットなどは繊細なパーツが破損する場合がありますので注意。

 室内で使用する場合は必ず静音コンプレッサーにしましょう。静音といっても65デシベルとそれなりの音がします。通常のコンプレッサーは駆動音が大き過ぎて気軽に使えません。自分の部屋が写るので掲載していませんが、普段は高儀の静音コンプレッサー13Lを使っています。

↑モデルクリーニングブラシ。タミヤから発売されているホコリ取り専用ツール。除電ブラシで静電気を取りながらホコリを落とせるのが特徴。1600円のツールですが、安いOAブラシとは次元が違います。スケールモデル用なだけに絡みにくい長い毛先がゾイドの駆動関節部にいい感じに入り込みます。極端にこびり付いたホコリ以外はこれでほとんど落とせるのがオススメ。
 柄の部分は外すとミニブラシが出現します。ゾイドで使う分にはもっと大きいといいかな。

↑ジェルクリーナー。専用ブラシでも落とせない長年のこびり付いたホコリはジェルクリーナーの水分で吸着させます。これはダイソーなどで売っている100円のものをオススメします。使い捨て商品ですのでコスパ重視の安価なもので十分です。無駄に香りが付いていないのもいいです。
 ジェルを転がすだけでどんどんキレイになりますが、入り組んだ関節部などはジェルが残るので分解して付ける必要があります。ジェルでないと落とせないホコリと分かっていても、大まかにエアダスターやブラシを掛けておくとジェルが節約できます。

↑ジェルの使い方。テキトーにちぎったジェルを転がすだけでホコリが取れます。湿っているのでブラシでは取れないホコリも吸い付けて落とすような感じです。ゾイドキャップに付いたホコリ大丈夫である程度のモールドにも入りますが、HMMは注意が必要です。小さく深い穴などは無理ですし、アンテナや爪などのミリ単位のパーツはジェルを転がす時に折ってしまったり、自分の指に鋭利なパーツが刺さらないように注意。



↓ココからホコリの画像が出ます↓















↑シュトゥルムユニットのアクティブシールド&エクスブレイカー。本当はシュトゥルムフューラーを掲載したかったのですが、もはや化石レベルのモザイク必須にまでなっていたのでこちらのみ掲載します。写真だと少しホコリが付いている程度で、すぐ落ちるように見えるかもしれませんが、現物はかなりこびり付いていて白っぽくなっています(スマホだと画面が小さく分かんないかも)。

↑ジェルを転がします。対象年齢が6.8才以上のゾイドキットはパーツも大きく壊れにくいので、気軽にジェルを転がせるのがいいところ。

↑掃除完了。写真だと分かりにくいですがキレイに取れました。ジェルの写真は掲載していませんが、ホコリを取っていると次第に汚れて乾燥してきます。ある程度汚れを取ったら捨てて、新しいジェルで掃除します。掃除したいキットの汚れが取れて、中途半端に余ったら他のフィギュアやパソコン周りで使いましょう。

ほら、ホコリを取るとゾイドたちの「ありがとう」って声が聴こえるようだろう?




ゾイドキットたち「…もっと定期的に取ってよ」

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