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僕のシールドライガー


あの時、僕の手は小さかった

でも僕はゾイドが大好きだった

 1999年8月28日(土曜)に新ゾイドが発売された。発売日は月刊コロコロコミックで知っていた。僕はすぐに自転車を飛ばして近所のプラモデル屋に買いに行った。でもその場所にはゾイドはなかった。発売日に置いていないことに僕はとても怒っていた。仕方ないので、かなり離れた大型スーパーまで買いに行った。

 当時は土曜日は完全な休日ではなく、第2と第4土曜のみ休日でした。月によっては第5土曜があるので、損した気分になったのを覚えています。ゾイドの発売日は第4土曜だったので休日でした。
また、大人になって分かることですが、、トミー(今のタカラトミー)のゾイドは「プラモデル」ではなく、「組み立て玩具」と扱われるので、一般のプラモデル屋には置かないことがほとんどでした。

 大型スーパーの玩具売り場に付いた僕は感動した。「新商品」となってゾイドがキレイに置いてあるではないか。僕は全てのゾイドの箱のギミック紹介や機体説明を見た。一通り見終わるとすぐにシールドライガーの箱を取ってレジまで持って行った。





 あの時の僕の手はまだ小さかった。だからシールドライガーの箱がとても大きく思えた。定価2000円の玩具で箱が大きくて僕はなんだか嬉しかった。店員さんがシールドライガーを袋に入れてくれた。僕はシールドライガーを買った。これが僕の最初のゾイドだ。

 せっかく遠い場所まで来たけどゾイドを早く組み立てたかったので、すぐに帰った。自転車の前カゴにシールドライガーを入れた時は嬉しかった。男の子の自転車のカゴってあまり物を入れないのだ。主婦がスーパーの帰りに前カゴいっぱいに物を入れるのに対抗したのだろうか?よく分からないけどカゴに入れただけで嬉しかった。

 帰り道は大人でもきつい登り坂が続いたけど、僕は気にならなかった。早くゾイドを組み立てたい思いが勝っていた。家に帰ると、やりかけのTVゲームに目も当てず、シールドライガーを組み立てた。元々プラモデルやミニ四駆をやっていたのでニッパー、カッター、ピンセットなどは持っていた。

 僕は黙々とシールドライガーを組み立てていた。今なら説明書を見なくても組み立てられるだろうが、当時の僕は少し戸惑った。プラモデルには慣れていたけど、歩行ギミックは初めてだったのでクランクに連動する足の取り付けで少し時間が掛かった。説明書を見直して胴体にしっかりと付けることが出来た。

 ついに僕のシールドライガーが完成した。とてもカッコよかった。展開式ミサイルポッドやコックピットを何度も展開させて遊んだ。ミニ四駆の単三電池を入れて動いた時は感動した。箱の後ろの機体説明や武器を何度も読んだ。




↑武器の名前や機体説明を何度も読んで必死に覚えた。


↑歴史の勉強は得意ではなかったけど、ゾイドの戦争の歴史は必死に覚えた。

 僕はシールドライガーがとても気に入った。机のデスクライトの上の本棚の場所に置こうとした。イメージ的には勉強できる子の机の上に置いてある地球儀のように置きたかったのだ。でもダメだった。尻尾が邪魔で上手く置けなかった。仕方ないのでプラモデルが置いてある棚に置いた。ほとんど人型ばかりだったのでシールドライガーを置いたときは斬新だった。



↑全武装を展開するのが好きで、可動部がユルユルになっても何度も動かして遊んだ。

これが僕のゾイドファンとして最初の1ページ。
僕はゾイドが大好きになって他のゾイドも欲しくなった。



次はコマンドウルフを買った。
帝国のゾイドも欲しくなった。
ゾイドのアニメをビデオに録画しないと
次のコロコロはどんな記事だろう
それから…
それから…




…あれから16年の時が過ぎた。僕は…私は大人になって働いていた。小さかった手も大きくなっていた。
でも…
でも…





僕は…私はまだゾイドが大好きだった。

2015年 管理人セイロ


追記

 この記事を書いてからどんどん年月は進んでいく。でも、僕はこれからもずっとゾイドが好きだろう。実際、僕よりゾイドに詳しい人、有名な人は星の数ほどいる。コロコロでゾイドに魅了されたあの日に「日本一ゾイドに詳しくなるぞ〜!」…と意気込んだけど、どうやら現実は無理なようだ。

それでも構わない!

自分でもどうしてか分からないけど、僕はずっとずっとゾイドが好きだと思う。それが僕の人生だ。


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