クリスマスの思い出


ジングルベル〜 ジングルベル〜
鈴が鳴る〜 今日は楽しいクリスマス〜

イェイ!!

 …あの大声で近所迷惑なのでやめて下さい。

 …あと今日はクリスマスじゃないですよ。

 子供時代はクリスマスが近くなると、近所のイルミネーションライトや店舗のクリスマスソングで心が躍ったものだ。というわけで今回はクリスマスの思い出について語る。

 ちなみにクリスマスソングの「ジングルベル」は歌詞が複数存在しますが、子供時代に聞き慣れた「今日は楽しいクリスマス〜」を採用しました。

 家庭環境は人それぞれだが、私の家では誕生日とクリスマスに大きなプレゼントを買ってもらった。誕生日も嬉しいが、クリスマスはみんな共通なので、とっても楽しみな冬休みの大イベントなのである。

 分かります。何日も何ヶ月も前から欲しいものを決めて、ひたすら待ってるんですよね。冬休み明けの学校で友達に話すのがとても楽しみでした。

 クリスマスは冬休み中で、その後すぐに年末年始で初売りやお年玉もありますから、とっても得した気分なんですよね。

 やっぱり2人はモーター駆動の大型ゾイドを買ってもらったのが1番の思い出ですか?

 1番の思い出はミニ四駆のコースかな。

 そうですね。

 !?

 友達の家にあるミニ四駆のコースが羨ましくて親に必死にお願いして買ってもらったな。本当はタミヤの正規コースが欲しかったんだけど、微妙に高いので社外品の安いコースだったな。バンクやループコース持ってる友達が貴族に見えたなよ。

 そうですね。立体交差がないとレーンチェンジですぐクラッシュするんですよね。同じコースを2個買って大きくしていたり、3レーンのジャパンカップジュニアサーキット持っている友達はリアル藤吉だと思いましたね。

 あの〜ゾイドの思い出はどこでしょうか?

 もちろんゾイドの思い出もある。だが、子供時代の全てのプレゼントがゾイドではなかったからな。年齢によってバラバラだ。ゲーム機本体やソフトや他のプラモデルを買ってもらったりもしてたな。

 ゾイドだと車でないと持ち帰れない、ウルトラザウルスやデスザウラーの箱を手に取って親と一緒にレジまで持っていく瞬間は、札束の入ったアタッシュケースように誇らしげに持っていた記憶があります。

 子供にとって大型ゾイドの箱はロマンの塊ですよね。

 何度も玩具売り場に下見しに行ってたな。自分が買うとき売り切れないか心配だった。

 たくさんのゾイドキットを買っている家族が羨ましかったですね。

 大型キットを1体買えるのに、クリスマスの雰囲気で他にもたくさん欲しくなるんですよね。分かります。

 クリスマス付近に買うと店員さんがテープで付ける簡易リボンを箱に貼ってくれて嬉しかったな。

 分かります。あのリボンを指でチョンチョンと触るのが好きでした。

 「ピンクとイエローのリボンがありますが、どちらがいいですか?」とか聞かれますよね。

 「ジェノザウラーをイメージして黒と紫のリボンでお願いします。」


 絶対無いです!

 クリスマスでなく、初売りでデスザウラーを買った時に店員が大きな名入れテープを正面に

 ベタっと貼られて殺意が沸いたぞ。

 まぁ、気持ちは分かりますが、店員さんにとって大型ゾイドの箱は梱包しにくいでしょうし、名入れテープで済ませるのも仕方がないのでは?

 せめて何もないとこに貼ってくれよ!デスザウラーの顔をテープで隠さないでほしかった

 許さんぞ!あの店員!

 子供だったらちょっと嫌かもしれませんね。親は「箱はすぐ捨てるんだからいいだろう」と言うかもしれませんが、あの箱も重要なのです。

 危うくデスザウラーの邪悪な意識に取り込まれて、玩具売り場を破壊するところだったよ。

 今となっては笑い話ですね。

 クリスマス付近に入るおもちゃ広告にひたすら張り付いていたのは私だけでないはずだ!

ゾイドコラムトップに戻る