ゾイドバトルカードゲーム
ウルトラザウルス

 今回はゾイドバトルカードゲームの「ウルトラザウルス」について語る。

 こちらはブースターパック3のゾイドカードで、史上初のLL型として注目されました。移動力と格闘を捨てて、射撃力、HP、WRが高いのが特徴です。後のブースターパック5でLL型のギルベイダーとマッドサンダーも登場しました。

 有名なウルトラザウルスですけど、これって強いんですか?

 ゲームシステム上、数で攻めた方が強いのはいつものことだ。WRが5あるものの、LL型だとサイズ制限で付けられないカスタムカードが多い。サイズ制限のないカスタムカードは単純な攻撃力アップが多いだろう。

 弱点として移動適正が「水」のみで、移動力2なので地上では動きにくいです。「陽動工作員」で強制移動されると水に戻るのも大変です。また「格闘弱」で常時格闘命中判定が−1されてしまいます。

 やはり機動力ですか。

 あとLL型は他のゾイドと違って、コマを縦2マス分で考える。頭と尻尾側が別なので適正地形の計算やイベント処理が難しい。また移動する時も周囲にゾイドがいると方向転換出来なかったり、何かと面倒だ。

 領地を挟んだりした時の処理がややこしいので、普通に1マス分で考えたり、お互い分かりやすいルールでやるといいかもしれません。

 超大型ゾイドも大変ですね。

 初のLL型と話題にはなったが、射撃800でデスザウラーと同レベルで、回避ガン積みされて周囲に展開されると、デカい的になってしまう。HP3600と多く見えるが、カスタマイズされたゾイドに攻撃されると割とすぐ沈む。

 まぁ、同じLL型のギルベイダーやマッドサンダーも敵に数で展開されると不利なので仕方ないですね。これはどんなにLL型が強くても、攻撃は1回だけだからです。小さくても数で攻めた方が強いのが分かります。

 やはりL型、LL型は不遇ですね。

 カード的な強さはともかく、大型ゾイドキットには憧れるものだ。

 玩具売り場で購入して、売り場に大きな空きを作った時の優越感に浸った人も多いはず。

 ゾイド売り場からレジに行くまでの道の楽しさは通販では味わえないでしょう。

 箱が大きくて店員さんが梱包に困るもの不思議な優越感になりますよね。

 ちなみここの管理人はお正月にウルトラザウルスを買って貰って、親が「大きくて邪魔だから一度車に置きなさい」というのを聞かず、ずっと人通りの多い駅前を持って歩いていたらしい。確かに大きくて邪魔だったがウルトラザウルスを持って歩ている自分が妙に誇らしかったようだ。

 その気持ちわかりますね。

 きっと札束の入ったアタッシュケースでも運んでいるような気持だったのでしょう。

 今は通販がメインだが、ゾイドの箱が大きすぎて持ち帰りに苦労したのもいい思い出よ。

 小さかったあの頃が懐かしいですね。

子供の頃、大型ゾイドキットを購入した時の優越感はゾイドファンみんなが感じたはずだ!!

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