ゾイド簡単改造講座

 ここでは管理人がゾイドの簡単改造方を紹介するページです。管理人は普段のゾイドの組み立てが素組みのため、基本的なことのみの掲載となります。また、ここで紹介しているものはタカラトミー版を対象としていますので、コトブキヤ版のHMMシリーズとは異なる点があります。
 
内容一覧(予定)
★ゲート処理 ★合わせ目消し
★スミ入れ ★アルミテープ張り
★   

ゲート処理

 ここではゲート処理方法を説明します。ゾイドは他のプラモデルよりもゲート部が目立つ場所にあることが多く、ゲート処理の有無で仕上がりが一変します。普段、管理人はニッパー→デザインナイフのみで仕上げているので、やすりがけは簡単にしか紹介できませんのが、ご了承ください。

用意するもの
ニッパー、デザインナイフ(アートナイフ)

 ニッパーは高価なものでなくても大丈夫ですが、場所によっては刃が入りにくかったり、切れ味や使いやすさの点で差が出ます。デザインナイフは切れ味のいい刃を用意しましょう。切れ味の鈍った刃は失敗や怪我の元です。

写真は薄刃ニッパー、デザインナイフで、どちらもタミヤ製のもの。
使用パーツ
今回はコマンドウルフLCの右前足(肩?)の装甲パーツをゲート処理してみます。このランナーはプラスチックのランナーですので、通常のプラモデルのゲート処理と同じ感覚でゲート処理ができると思います。

 ゾイドの場合は軟質素材、ABSパーツなどではプラスチックとは力を入れる加減が違いますので、注意しましょう。
基礎知識
「パーツ」
キットを組むための部品です。これを取り出します。
「ランナー」
周りの太い外枠のことです。キットの組み立てには使用しませんが、活用法では切断してプラ棒として、塗料のかき混ぜ棒としてなどの使い道があります。
「ゲート」
パーツとランナーの間の細い枠のことを指します。ここを切ってパーツを取り出します。ゲートをいかにキレイに切り取るかでキットの完成後の印象が大きく変わります。
←ニッパーでゲートを切って、パーツをランナーから取り出します。ゲートは1〜2ミリぐらい残して切りましょう。ニッパーの性能やゲートの場所によっては一度、大まかに切り出して、再度ゲートを少し残した方がいい場合もありますので、その状況によって使い分けてみてください。
←こんな感じに切り出します。今回はこのパーツの三つあるゲート部の内、写真のゲート部のみを処理します。曲線上にゲートがあったり、他のモールドにゲートが重なっている部分ではゲート処理が難しくなります。今回は簡単な平面上にあるゲートを処理します。
←残ったゲート部をデザインナイフで切り取ってやります。一度で済まそうとして力を入れてパーツをえぐらないようにしてください。えぐりに注意する以外に、刃を向ける方向にも注意しましょう。切り取った後、そのまま、他の部分に刃が当たってパーツを傷付けたなんてことがないようにゲートカット後はできるだけ何もないような向きで切るといいでしょう。また、刃の進行方向に指を置いたりもしないようにしましょう。

 写真は下から上の進行方向で切り取ろうとしています。
失敗例

←写真はわざとえぐってみました。これは極端な例ですが、パーツをえぐってしまうと修正が大変ですので注意してください。また、普段は注意していてもデザインナイフを刃を新しいものと取り替えた直後や材質の違うパーツを切る時(軟質パーツやABSパーツ(硬い)は、今までの力加減でやるとえぐりやすいので気をつけてください。
出来上がり

写真はニッパーとデザインナイフのみで仕上げた結果です。ニッパーでゲートの根元からそのまま切るより断然キレイです。この方法ではやすりをかけたようなキレイな仕上がりにはできませんが、短時間でゲートをキレイにできる方法なので、オススメです。

このページの先頭へ

合わせ目消し

 ここでは合わせ目消しを行います。ゾイドは合わせ目が他の模型よりも目立つキットなので、合わせ目消しを行うことにより、見栄えがグッとよくなりあます。思っているほど難しい作業ではないと思うので、是非、トライしてみてください。

合わせ目消しとは

合わせ目消しとは、合わせ目面を接着剤で融解させて接着することで、プラモデルっぽさの出る合わせ目面をなくし、より本物に近く仕上げることです。

今回は張り合わせ法ではなく、流し込み法で作業をします。写真のタミヤセメントは流し込み用の接着剤で、定価300円と通常のセメントより高価ですが、その分、作業がしやすい流し込みによる合わせ目消しが可能です。
用意するもの
タミヤセメント(他のものでも可)、紙やすり、クランプなど

基本は流し込んで削るだけなので、セメントと紙やすりでできますが、より作業を快適にするために極細筆、使用パーツの状態によってはデザインナイフやニッパーが必要になります。
使用パーツ
今回はコマンドウルフの尻尾のパーツを使用します。2パーツのみで構成されていて、合わせ目消ししやすい場所です。材質はプラスチック製なのでタミヤセメントを使用することができます。ABS素材はABS専用の接着剤を使用しないのいけないので、材質に注意してください。
合わせ目を消す前に
←合わせ目を消す前にパーツを確認します。ほとんどのパーツは組み込んでも外せますので、まず説明書どおりに組んでみます。この時、一緒に組むパーツ、組合は大丈夫か、ピンのきつさ等を確認すると失敗が少なくなると思います。

ピンがきつい場合はニッパーでピンを短く切断し、組んだパーツが外れにくい場合は合わせ目面にデザインナイフの先などを入れて、軽くひねってやると外れやすくなると思います。
←この場所は2パーツのみで構成され、ピンも2つのみです。しかし、コマンドウルフ(使用しているLCウルフ以外も)は尻尾のパーツの組合が悪いので、合わせ目面の両面に軽く紙やすりをかけて段差を埋めると失敗が少なくなると思います。

 試しに段差を消さないままやってみましたが、中途半端に合わせ目が消えて失敗しました。
←セメントの流し込み
セメント付属の筆を使ってもいいのですが、筆自体が大きめで余計な場所にもセメントが付いてしまうことが多いので、極細の筆を流し込み用にするといいでしょう。

 写真のように合わせ目面をなぞる様に流し込みましょう。念のため数回なぞってやります。流し込みが終了したら、クランプなどでパーツを固定して1、2日ぐらい放置します。
←完成
数日後、見事に合わせ目の消えた尻尾パーツ。写真では消えていないように見えるのは、合わせ目面から出てきた溶けたプラスチックです。パーティングラインができたようになっていれば成功です。あとはこの部分を紙やすりで軽く削ってやれば作業終了となります。
ABS用セメント
←ABS用のセメントです。流し込みタイプはまだ発売されていないようなので、貼り合わせての作業になりますが、ABSはプラスチックに比べて合わせ目が消えにくく、やすりがけもしにくいので、注意して作業してください。
頭部パーツ
←尻尾パーツよりこちらの方が合わせ目が目立つ場所なので、合わせ目けしをしたいところですが、このパーツは合わせ目面上にキャノピー、操縦桿、下あごパーツがあり、コックピット内部はくぼんでいて、非常に合わせ目けしの作業がしにくい場所です。
 ゾイドの頭部は左右から大きなパーツを挟んで完成パターンが多いので、頭部に合わせ目が目立つのですが、このように他のパーツやくぼんだ場所が多くあり、合わせ目消しが困難です。
このページの先頭へ


ゾイドキットエリアトップに戻る