ゾイド2
へリック共和国VSガイロス帝国

ジャンル=シミュレーション 機種=プレイステーション
オススメ度 ★★★★


管理人レビュー

荷電粒子フルパワーだ!

 前作が80年代ゾイドのみに対して今作は当時の新型ゾイドがメインなのでよかったです。前作のようなムービーはなくなっていましたが、支援システムやEシールド展開などはよくできていたと思いました。

 管理人はもともと前作のデータがあったため、中盤からデスザウラー等の大型ゾイドをフルに使い、楽にクリアさせてもらいました。前作のデータを使わなければ敵の強さはそこそこだと思います。サーガ1ではイマイチ強さが分からなかったライガーゼロイクスはかなりの強機体になっていて、スタンブレードによる連続ショートは強力です。新型ゾイドがメインで進行するため全体的にかなり強力になっていました。ゲームオリジナルのトリニティライガーやジェノハイドラも登場し、かなりの強機体だと思います。

 ストーリーは前作に比べて文字のみですがキャラクター性が出ました。前作とどちらの雰囲気がいいかは好みの別れるところ。BGMは相変わらず良好で、心に残るものが多かったです。

 元々荷電粒子砲が大好きな管理人としては帝国側では荷電粒子フルパワーで撃ちまくりました。例え相手が光学兵器軽減やシールドを張っていても構わず荷電粒子砲を撃ち込む快感はプレイした人なら分かるでしょう。全体的に帝国側が強かったです。共和国ではブレードライガーが格闘メインで突っ込み、援護するパターンが多かったです。

 ジェノブレイカーはバーサークフューラーを超えてM型最強ゾイドの座を狙える機体。エクスブレイカー、収束荷電、Eシールドを備える化け物と化していました。アニメではEシールドを張っていましたが、本来の設定上ではジェノブレイカーはEシールドは装備されていません。なのでジェノブレイカーがEシールドを張るゲームは珍しかったです。

 相変わらず暴走してくれるデススティンガー。共和国、帝国関係なくボスとしてピッタリのゾイドでした。Eシールドを張っていたものの。管理人はジェノザウラー、ジェノブレイカー、デスザウラー、バーサークフューラーの荷電粒子隊で一気に倒しました。ラスボスもデススティンガーでレベル70となかなかの相手でHP回復、EN無限、Eシールド常時展開と強敵でした。前作はこれといったラスボスがいなかったのでこの設定はいいと思いました。

 他には改造パーツを見つけるのが難しかったり、地雷にストレスが貯まったり、ゲームの進行は何かワンテンポ遅かったりと前作の設定はそのままでした。新たに2Pとの対戦ができるようになりましたが、相手も同じテレビを見るのにステルスの意味はあるのでしょうか?ストーリーは何週かすると隠しゾイドが出るようです。

 



←デススティンガー。本ゲームのラスボス。レベル70と高く、1ターンごとにHP回復、ENは999と無限で、常時シールドを張っていて、当然のように荷電粒子砲を連射してくる強敵でした。凶戦士に相応しい強さを見せ付けてくれました。

 写真のものはキットのデススティンガー。

ゾイド2 へリック共和国VSガイロス帝国に戻る