ゾイド  帝国VS共和国
メカ生体の遺伝子

ジャンル=シミュレーション 機種=プレイステーション 
オススメ度 ★★★★


管理人レビュー

ゾイド武装をしっかり再現!

 邪神復活 ジェノブレイカー編に欠点が有り過ぎたため、このゲームはジャンルが違うものなかなかよいゲームに思えます。オープニングは凝っていて旧大戦雰囲気を出しています。最初は小型ゾイドがメインですがストーリーが進行していくに連れて、強力なゾイドが敵味方に登場してきて楽しくなっていきます。管理人はマッドサンダーとデスザウラーを使いまくってクリアしましたが、時間を掛ければそれぞれのゾイドの特徴がでるゲームです。

 戦闘はプレイステーションの映像処理能力を使いキレイに描かれています。CDの読み込みにタイムロスを感じてしまいますが、PS1の性能を考えると仕方ないです。敵味方関係なく大型ゾイドは戦闘後の勝利ポーズや破壊シーンが表示されます。
 敵の強さは並程度でしょうか?強力なゾイドをメインに使っていけば苦労することなくクリアできると思います。

 登場ゾイドは旧大戦で活躍したゾイドのみで、ブレードライガーやジェノザウラーなどの新型ゾイドは登場しません。管理人は1999年からのゾイドからのファンですが、邪神復活 ジェノブレイカー編で知った80年代のゾイドをより詳しく覚えられて楽しかったです。管理人は接近戦重視の戦い方をする人間なので、序盤ではゴドス、イグアンは強力でした。終盤ではデスザウラーやマッドサンダーをフルに使って戦いました。デスザウラーは優れた格闘性能に加えて代名詞ともいえる荷電粒子砲を装備しているので非常に強力でした。
 それぞれのゾイドの武器や性能をしっかりと再現してくれていたのでプレイしていて楽しかったです。高圧濃硫酸砲の連続ショートに苦しめられました。

 BGMはかなり良く、大戦の雰囲気を出していて、戦闘前ロードから再生される壮大な音楽は良かったです。

 登場キャラクターというのなく、戦闘開始前や作戦時に上官たちが話し合う程度です。プレイヤーはある部隊の隊長となり、ひたすら与えられた任務をプレイしていくことになります。この実際の戦争の悲壮な雰囲気が好きです。

 全体でゲームの進行が少し遅く、慣れるまで時間のロスを考えてしまいます。管理人は80年代からのゾイドファンではないので、当時のゾイドメインのこのゲームの本当の価値は分かりませんが、多くのゾイドゲームをプレイしても上位に入る作品だと思います。ハードはプレイステーションのため画像は荒いですが、人間のグラフィックと違って、ゾイドのような機械物のグラフィックは今の時代でも比較的見れると思います。是非、興味ありましたらプレイしてみて下さい。



↑ゼネバスメモリアルボックスに入っている5体。左上からマーダー、ゲーター、ゲルダー、ザットン、モルガ。序盤では大型ゾイドは登場しないため、これらの小型ゾイドをメインで戦っていくことになります。帝国側もサイズを問わず、それぞれのゾイドの武器がしっかりと再現されていてファンからも好評のゲームでした。

ゼネバスメモリアルは定価3990円の当時のシリーズ復刻モデルで、全国6000個限定で発売されました。

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