ゾイドインフィニティ
エナジーライガー
「速過ぎる」


 このページは2004年に稼働していたアーケードゲーム ゾイドインフィニティのエナジーライガーの魅力を記載したページです。管理人の実体験を元に記載しています。多くのプレイヤーを虜にしたエナジーライガーの魅力を伝えたいです。



 エナジーライガーがプレイヤーゾイドとして出現して、そのスペックに全てのプレイヤーが驚愕した。


最大の特徴の全機体中最高のエネルギー回復量である。いくら全ての武器がEN兵器とはいえ、他の機体から見たら信じ難い回復スピードを誇る。次点でイクスだったが、圧倒的な差を付けて1位であった。エナジーチャージャーを再現した能力だろうが、システムダウン中でさえも信じられないスピードで回復する。

武装は全てエナジーライガー独自のものであり、他の武装との互換性を一切持たない。自由なカスタマイズが可能なゲームでこの仕様はエナジーライガーだけであり、他の機体からは完全に独立していた。さらには特殊技「レシプロケイティングミサイル」を所持していた。



↑エナジーバルカンは威力が低いが、エネルギー消費がほとんどなく自動発射のEN兵器であり、1秒程度の間隔で連射できる



↑エナジーキャノンは威力、衝撃値が高い強力な主砲であり、エナジー使いが必中を心掛けているEN兵器。エナジーバルカンで動かして、硬直時にエナジーキャノンで仕留めるのが基本であった。



↑エナジーウイングはダメージ判定のあるエネルギーの残像を発生させる特殊兵器であり、ウイングを展開したままカードすることができるので、踏み込んでくる格闘攻撃を一方的に潰すことができました。また起き攻めにも使えるため便利でした。



↑バグ技ガード不能ウイング。ウイングを展開したまま投げを入力すると機体全体にウイング判定が出て、カード不能になるというバグ技がありました。



↑レシプロケイティングミサイル(俗称 チャクトハリケーン エナジーハリケーン)。エナジーライガー自体が弾丸のように回転しながら突撃する大技。エネルギーを全て消費するものの、技が終わった後も慣性でステップしながら走り続けることができるため、圧倒的なEN回復量で満タンまで回復する。
ちなみにレシプロケイティングとはピストンエンジンと呼ばれる熱機関。



 エナジーチャージャー。乗り換えアイテムとして必要なアイテム。本来の設定通り別次元のエネルギー発電を行い、火力、回復量が圧倒的でした。

装甲は見た目通りの重装甲であった。ライガー系は高機動で装甲が並程度であることが多い中で、この重装甲は心強かった



問題はスピードであった



「速過ぎる!!」

  これはゾイドフューザーズ17話「空の悪夢」でシグマがエナジーライガーのスピードを対して言ったセリフであるが、正にアニメの通りであった。実際にエナジーライガーの機動性を見て、本当に発したプレイヤーも多くいただろう。いくらなんでも速過ぎるのだ



 エナジーライガーは最高回復量、高火力、重装甲、特殊技持ちにも関わらず、高機動を誇った。対人戦においてスピードは非常に重要であり、この速度に勝てるのはライガーゼロイエーガーとライトニングサイクスのみであった。
 さらに特殊突進技のレシプロケイティングミサイル中のエナジーライガーはこの2体さえも超える全ゾイド中最速スピードになり、レシプロ終了後も慣性ステップで走り続けることができるため、圧倒的なスピードを誇った(初代ゾイドインフィニティはゲームスピードが速いため一層のこと速く感じた)。



外見。見た目通りの重武装、重装甲ゾイド。しかし、ずっしりした外見とは裏腹にゲーム中は異常なスピードで動きます。通常時から速く、レシプロケイティングミサイル中のエナジーを捕らえることは誰にもできなかったです。

 エナジーライガー独自の乗り心地と強さから多くのプレイヤーがエナジーライガーへの乗り換えを目指しました。ライガータイプからのみの乗り換えなので、大半のひとはブレードライガーかライガーゼロイクスのブレード機体で勝率を稼いだのではないでしょうか
 管理人は当時はメイン機体がジェノブレイカーだったため、初代ゾイドインフィニティ稼働時にはエナジーライガーに自己所有で乗ることは出来ませんでした。

 ちなみに同じ准将からの乗り換え条件であるライガーゼロフェニックスはエナジーライガーに比べて、機体数が非常に少なかったです。スピードと火力はありましたが、防御力が低く、特殊技も持たないため(一応、滑空することはできたけど)、エナジーの魅力、強さには及びませんでした。
後のバージョンアップではエナジーが大幅に弱体化し、アニメ主人公機に合わせてフェニックスが初期機体となり、使いやすくなりました。


 さて高火力、高機動、重装甲、最高回復量の最強スペックを誇り、最強機体となったエナジーライガーですが、それでも死角なしの完全無敵ではなく、エナジーライガー独自の弱点、対策が取られるようになりました。

↑この写真からエナジー独自の死角があります

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注意 家庭版ゾイドインフィニティフューザーズゾイドインフィニティEX NEOが出ていますが、家庭用ゲームコントローラーでは当時のエナジーライガーの動きは不可能だと思います。


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