ゾイドインフィニティEX
ジェノブレイカー攻略


通常近接
 これはジェノブレイカーの大きな特徴とも言える攻撃です。攻撃は左右共通で大きく構えた後、エクスブレイカー攻撃で全方向にどこにでも誘導し攻撃します。威力も2000前後と高く、誘導後にも数秒間はシュトゥルムと違い攻撃判定が残っています。
 誘導力は恐ろしく、背後に回りこんだ敵はもちろん、基地マップで坂を登ってまで攻撃することができます。

 ただし、利点は多いのですが、致命的な欠点があり、出が異常に遅いため相手と向かい合った時に出そうとすると、一方的に潰されます。また、出せたとしてもガードされると隙も大きく、相手のカウンター格闘にこちらのガードが間に合わない時もあり注意が必要です。
 対戦慣れした人相手にはステップ格闘などの他の攻撃をメインに戦うといいと思います。乱戦時には相手も予測しにくく有効な攻撃手段だと思いますので、全く使わないわけではなく、必要に応じて使っていくことをオススメします。相手正面以外ならガードされても続けて他の攻撃や行動が取れます。

ステップ近接
 ジェノザウラーと同じく、ジャンプ中に出る攻撃。モーションはハイパーキラークローをワイヤーで伸ばしています。威力は1600前後と前作に比べて大幅に攻撃力アップ。しかし、HB後のステップ近接が前作より出しにくくなっています。しかし、ジェノザウラーに比べて攻撃範囲が大幅に広がり、使用頻度は高いです。他のゾイドのステップ近接と違い、外しても隙がほとんどないのが特徴。通常格闘と同じく、ジェノザウラーのステップ近接を知らない相手にはバンバン決まります。対戦慣れした相手でも十分使える主力攻撃です。操作は相手に近づきステップ中にトリガーを引くだけだが、相手の移動方向を先読みして出したり、ステップ中に旋回して攻撃範囲を広めたりすると命中率が上がり、ガードされにくいと思います。頻繁にガードをする相手なら、0距離接射や投げを入力して攻撃しましょう。
通称 ステ近、ステ格

ジャンプ近接
 左右のエクスブレイカーで切りつけるような攻撃。攻撃範囲は狭く出は遅いが、ガード不可攻撃で、ダッシュ慣性があると発生しないです。相手のカード崩しとして出すのが有効だと思いますが、管理人は対戦でほとんどミス無く自由に出せるレベルでないため詳しく説明することができません。

 参考までにステップ格闘をガードされても着地時は慣性は無く静止扱いされますので、ジャンプ格闘が出せます。通称 ジャン近、ジャン格

投げ
 威力は2900前後で多少、誘導があります。当然、あからさまに出したら迎撃されるので、対戦では使い場所が難しいですが、正面から相手がガードした瞬間や8連ミサイルの弾幕に紛れて出すと入りやすいと思います。発生は並で、一部の機体には相手ガード後にエフェクトを見てからでも回避されることもあります。
 ただし、何度もやっていると相手はガードしないで、もう一度格闘を出してきたり、投げを警戒してバックステップされ、射撃をモロに喰らうことがあるので注意が必要です。

 前作では発生速度は非常に早かったので、ガード入力した相手をよく投げられましたが、今回は速度が遅くなり使いにくくなりました。


ウエポンバンダー
 この武器の1撃目のビームをステップで回避するとステップ硬直に2撃目のミサイルが必中になってしますので注意が必要です。初期装備品のEN兵器でビームとミサイルの2段攻撃の特殊武器。非常に回避しにくい上、リロードもなかなか早い。キャパシティ3。威力は2ヒットで700前後だが、ビームとミサイルは別武器扱いされるため、コンボ修正を受けません。追い討ちや撒きには向かないが実用性は高く、システムダウン中でもなぜかミサイルだけは撃てます。この武器の1撃目のビームをステップで回避するとステップ硬直に2撃目のミサイルが必中になってしますので注意

 今回からビーム、ミサイルの衝撃地がかなり上がっていて、リロードも早いので転倒率が高く、EN兵器なので弾切れを気にすることなく撃ちまくれますが、ブレイカー全体のEN回復が前作よりも落ちているので注意が必要です。

8連装ミサイルポッド
 断続発射タイプの実弾兵器で誘導性が高く、撒き撃ちや追い討ちに力を発揮する武器。リロードは4秒ぐらいで、威力は一発で350程度でその後はコンボ修正が働き、最高で1000前後まで達します。ブレイカーの場合はミサイルを撃ちながら格闘ができるので、射撃と格闘を同時に叩き込むことが出来ます(通称、ミサ格)ただし、弾数が128のため実際には8回しか撃てないので注意。

 前作に比べて誘導性が異常に高くなっていますが、弾数がさらに低下して60秒設定でも普通に弾切れを起こすようになっています。弾切れを起こすと一気に辛くなるので撃ちすぎに注意が必要です。

8連装ミサイルポッド改
 上記の八連ミサイルポッドの改良版。特徴は上記のミサイルに比べて弾速が速く、リロード時間が半分ぐらい。その反面、弾数が118発と一回分少なく、7回撃ったら弾切れを起こす。また、弾速が速いので誘導性も低下していて、キャパも4と重いです。

全方位ミサイルセット
 一斉発射タイプの実弾兵器である。威力、被弾率は八連より低いと思う。前作までは衝撃値が魅力の武器で対イエーガーなどに威力を発揮する武器だったが、今作ではその魅力の衝撃値が大幅ダウンしており、なんのために存在するオプションか分からなくなっている。とりあえず要らないと思われる武器。

レーザーバインダー
 ウエポンバインダーの劣化EN兵器でミサイルの出ないウエポンバインダーと言ったところ。2段攻撃でもないため普通にステップで回避されます。弾速は早く、威力は400前後であるが衝撃力も低く実用性が悪です。キャパは軽く2だが、通常のウエポンバインダーを外してまで付ける利点が見当たらないので入手してもBPにするのがいいと思われる武器です。

スプレッドバインダー
 ウエポンバインダーの劣化実弾兵器でレーザーの出ないウエポンバインダーと言ったところ。やはり2段攻撃でないため普通にステップで回避されます。キャパ2で威力は400前後で誘導性があり衝撃値はなかなかのものですが、ウエポンバインダーを外してまで付ける利点が全く見当たらない武器です。弾数は30発であるが、実際には2発同時に撃っているので15回までしか撃てないので、素直にウエポンバインダーの方がいいと思います。

高圧濃硫酸噴射砲
 初期装備武器の実弾兵器。弾数は12発と前作の半分以下になり、キャパシティは2でリロード時間が少しかかる。弾速も遅くなり、弾(というか今作ではビーム?)そのものを肉眼でしっかり確認できるようになった。威力は800前後でGBの装備場所が腹下なので高低差によっては不発になることがあるので注意が必要。前作では確定武器だったが、信じられないまでに性能が低下している。ゆえに硫酸を外して下の二つの武装を選んで付ける人がほとんどです。

対ゾイド3連衝撃砲
 さまざまなゾイドに付けることができる実弾兵器。名前の通り3連の砲撃が出ます。弾数は45発。威力は単発だと500前後でフルヒットで1000前後のダメージが出ます。リロードは速めであるが弾速が遅いので、3連がフルヒットすることは少ないです。キャパは2。前作では硫酸の性能が良過ぎて使ってもらうことはなかった武器ですが、今回は使いやすい武器だったが、パラメータ調整でさらに使い勝手がよくなった。衝撃値が異常に高く、リロードが小口径よりも早く、さらに弾数も75発と強化され、使える武器というか強武器になっています。

小口径2連装レーザー砲
 腹部に装着する小型レーザーユニットでEN兵器。威力は2ヒットで900前後で弾速が速く消費ENも非常に少ない。その反面、リロードが3連より少し遅く、衝撃値も少ない。とはいえ硫酸の面影を残す武器なので利用者は多い。弾速を活かした硬直取りに使える良武器。キャパはやはり2と軽いです。

実は無言修正で一部の機体に対してダメージが変わっています…

収束荷電粒子砲
 初期装備品のEN兵器。武器説明文の通り圧倒的破壊力の6600ダメージ!………というのは初代の話で今回は威力が大きく落ちて4000のダメージ。キャパシティは3でリロード時間と出るまでの隙が大幅に減っています。EN管理に余裕があるならキャパオーバーでも付けてみる価値はあります。

荷電粒子砲
 ジェノザウラーからで馴染みあるEN兵器。収束に比べて威力が5500と弱い半面、ビームが太く当てやすい武器…というのも初代の話で今回は威力が大きく落ちて3500前後のダメージ。キャパシティは3で収束と同じくリロード時間と出るまでの隙が大幅に減っています。


装甲・運動性能
 装甲はフリーラウンドシールドのおかげで防御力と対衝撃力が1段階上がっています。特に対衝撃力はジェノザウラーに比べて、転びにくいことがよく実感できます。
 機動面では燃費がよく、ダッシュ時のEN消費が遅く、回復が早いというのは前作までの話で、今作ではEN回復が並程度になっています。ウエポンバイダーでもEN面で気を使うようになりました。
 移動性能については不思議で、ウイングスラスターは飾りらしく、EXではダークスパイナーより遅いです。また、全体的に挙動が悪くなり、オプションがないと辛い程です。

その他
 ジェノ系の特徴としてダウン後の起き上がりからの無敵時間が他に比べて随分と長く、ダッシュから即、HBで振り向くことができます。無敵時間はジェノザウラーと同じく最長ゾイドだと思います(微妙に無敵時間が変わっている気もしますが…)。
 グラフィックはかなりカッコよくまとまっています。戦闘開始と勝利ポーズは左右のエクスブレイカーを開閉する。実はフリーラウンドシールドに収めるときにエクスブレイカーが足の装備品に当たっていることについては気にしないでおきましょう。
 カラーパターンはノーマルのレッド、フランのピンク、イエロー、グリーン、グレー、そして、今作からは追加で迷彩ブルーと迷彩グレーが新たに登場しています。個人差があると思いますが、管理人の周りではノーマルのままの人が圧倒的に多いです。もちろん管理人もノーマルのレッドのままです。


カノン
 前作では3D−Mレーダー、アンビエント、シャドー、防御系オプションが安定したオプションでしたが、EXではブレイカーの機体性能が低いのでカノンが安定だと思われます。カノンはキャパが4で耐衝撃力が20%減る代わりに、移動速度+5、被ダメージを5%減少、旋回性能+0.1といった恩恵を与えます。
 フィーネ(小)以上にダウンしやすくなるのは心配に思えるかもしれませんが、実際には付けていてブレイカーはダウンしやすいとはあまり感じませでした。ジェノザウラーなどに付けるとダウンしやすさが実感できますが、ブレイカーだとあまり気にならないので多くの人が付けている(と言うか乗せている)オプション。カノンを乗せると荷電を外していてもキャパオーバーすることになりますが、キャパオーバー1、2ぐらいなら普通に戦えるので問題ないと思います。
 最もカノンを乗せたブレイカーでも、ムラサメライガー(オプションなし)の機体性能には敵わない。管理人はあまり使いませんが、エナジーウイングもオススメのオプションです。

しかし、パラメーター調整後は多くの武器の衝撃値が上がってカノンブレイカーでは転倒しやすくなりました。

3D−Mレーダー
 射程、射角を大幅に広げるオプション。EXではジェノブレイカーだけでなく、ジェノ系全般で射程、射角が狭くなっているので重宝しそうな武器であるが、前作のキャパ0が嘘のように今回はキャパ5と重く非常に使いにくいので実用性はないと思います。射程、射角以上にブレイカーはカノンやエナジーウイングで挙動を改善する方が優先だと思います。

HBコアブースター
 単純にHPを1200上げるオプション。相手が同じものを装備していない限り、フル逃げしてノーダメージなら戦闘を勝利に終わらせるオプションでもあります。前作ではキャパは2でしたが、今作ではキャパ5と3D−Mレーダーと同じで非常に重いのでブレイカーには使えないと思います。

シャドー&アンビエント
 シャドーは攻撃力5%UPとダウン率20%低下の恩恵を持つ優秀なオプション。5%といえどもその差は大きいです。ダウン率低下は転びにくくなり戦いやすいことになるが、その反面でダウンしないことによりダメージを受け続けるということでもあります。ゴジュラス・ジ・オーガのような装甲ランクが最高性能なら問題ないですが、GBの装甲は並です。ダウン率低下が恩恵のみを与えるわけではないのです。
 アンビエントは攻撃力10%UPのオプション。他のオーガノイドと違い、収束荷電粒子砲の攻撃力を7260ダメージにまで上げる化け物…なのですが、今作ではアンビエントもシャドーもキャパが4なので使いにくいです。

フィーネ(子供)
 HPが毎秒20回復とダウン率が10UPの恩恵を持つオプション。HP回復の方は60秒設定では最高で1200回復だが、いきなり戦闘開始して1秒以内にダメージを受けることは少ないので実際の回復はもっと少ないです。実際にフィーネ(子供)を付けた相手と戦うとチマチマとHPが回復していて、落ち着かせない心理的なダメージを与えます。キャパ3であるが使えないオプションだと思われます。

WLスコートレーダー
 ジェノブレイカーの通常近接の性能を考えると装備させたくなる近接ロック距離と幅を10%UPさせるオプション。キャパは3と重くはないが使えないです。実際にはロックの黄色マークが今までに比べて早く切り替わるだけで、誘導性や硬直は変わらないので注意。いくら早くロックしても相手に当たらなければ意味はなく、接射をするつもりが近接が暴発したなんてこと起きますので注意が必要です。


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