番外コラム ビーダマンの思い出
青春のバトルフェニックス

 ブレードさん見てくれ!

 バトルフェニックスだ!
 おぉ、懐かしいですね。

 これぞ我らの青春です。
 バトルフェニックス?
 中古ショップで見つけて迷わず購入したぞ。

 漫画のバトルフェニックス登場シーンは必見だ。
 え〜と、前のビーダマンですかね?
 説明しますとスーパービーダマンシリーズの主人公タマゴの2代目フェニックスです。主人公機らしくパワー特化のビーダマンで、連射や撃ちやすさなどは考慮されていません。

 当時遊んでいた子供ならOS〜PIビーダマンへの進化の素晴らしさを感じたことでしょう。
 懐かし過ぎて涙が出てきそうだ。

 そうだ、せっかくだからムラサメ君も撃ってみたまえ。
 んじゃお言葉に甘えて撃たせてもらいます。

 僕も別のビーダマンシリーズはやってましたからね。
 あれ? トリガー重いな。ギシギシ音がする。

 引っかかってるのかな? ザウラーさん撃てませんよ。
 構わん。親指で思いっきり押し込むんだ!
 うーん。えい!
 ドンッ!!
 威力強っ!

 しかも親指が痛いです。
 大人になった私たちが撃っても指が痛くなりますね。

 もっと撃ちやすいビーダマンはたくさんあるのですが、フェニックスの強さが大好きで当時はどんなに指が痛くなっても必死に撃ちました。
 この撃ちにくさこそフェニックスだよ。

 ムラサメ君貸してみなさい。私が締め撃ちを見せてあげよう。
 今の玩具の安全基準では考えられない強さですね。

 対象年齢6才以上が信じられません。
 スーパービーダマンシリーズの強いものは窓ガラスやガラス瓶を破壊する強さがありますからね。危険な反面、当時の子供には魅力的な強さで大ヒットしました。当然、今の玩具の安全基準を大きく上回っています。
 その通りだ。

 だからこそ、我々が目を覚ましてやる必要がある。
 ?

 あのザウラーさん?
 ゾイド45話「漆黒の翼」でのヒルツのセリフを言ってますが、どうしたんですか?
 ドンッ!!
 こっちに向けて撃たないでください!
 無駄だ!もはや私を止めることは誰にもできない

 中古ショップにより無限の力を…バトルフェニックスを手に入れたのだ!
 ダメだ。もう完全に目がイッてる。
 当時の思い出補正で頭がおかしくなっているようです。
 さあ見るがいい!

 これが真なるビーダマンの…
 真なる両手締め撃ちの威力だ!!
 ドゴンッ!!
 ドゴンッ!!
 ドゴンッ!!
 ドゴンッ!!
 ドゴンッ!!
 痛っ。人に向けて撃たないで下さい!
 痛いです。完全にダークマター化しています。
 ビーダーはビーダマンを改造し、ビーダマンで戦っている時だけ、魂が充実し戦士でいられるんだ。
 何?
 そしてビーダマンは戦闘兵器。

 戦闘力にこそ存在意義があり、戦っているときが最もビーダマンが輝く瞬間なのだ。
 だからそこ美しい。だからこそ楽しい。
 ザウラーそれは違う!
 違わない!
 違う!

 絶対、違う!
 ムラサメ君もバンになりきってますね。

 これらのセリフはゾイド65話「ゾイドイヴ」、66話「滅びの刻」、最終話「明日への帰還」から一部引用されています。
 人やゾイドに向けて撃つのダメですが、スーパービーダマンシリーズの時代を過ごした人はザウラーさんのような考えの人も多いでしょう。窓ガラスを破壊するほどの威力だからこそ、当時の子供は夢中になりヒット商品となりました。

 このバトルフェニックスも十分強く感じますが、公式でも専用のチューンナップパーツが発売されていて、さらにキャノンサスを締め付けて強力なショットが撃てるようになります。
 威力だけならコンバットフェニックスをパーフェクトモードにしてスマッシュトリガーでハンマーショットがいいでしょう(壊れる可能性あり)。耐久性を考えるならエターナルエクリプスでハンマーショット連打。

 改造ありならストライカージェミニに輪ゴムを大量に巻き付けてのショット。これは痛いを通り越して傷害罪レベルに達します。この改造もコロコロに掲載されたことがあり、当時の安全基準の緩さを感じますね。

 ちなみに当時のビーダマンの公式大会はミニ四駆などと違って改造無制限なので、どんな改造も許されました。今の安全基準では狂気としか思えない光景でしたね。
 さてあなたにとってスーパービーダマンは至高ですか?凶器ですか?

 それはあなたの価値観にお任せします。




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