機獣新世紀ゾイド

発行=小学館 漫画=上山道郎 定価=390円


内容紹介

 月刊コロコロコミックで連載されていた人気漫画。アニメ無印と同じく、主人公バンがフィーネの過去を探すたびに出ます。アーバイン、ムンベイ、レイヴン、シュバルツ、ハーマンといったアニメでお馴染みのキャラが登場します。
 ただし、1話以外はアニメとは違った独自のストーリーで進行します。この独自のストーリーが面白く、パリス中尉やハンナ・ハンナといったバトスト上のキャラの登場、ジークとシャドーが変形してゾイドと合体したり、ライガーゼロ・シーザー・ザ・キング、ステルスドラゴンといった作者オリジナルゾイドの活躍、戦闘とは離れたウェンディーヌやオルーガのような町の象徴と言えるゾイドの存在とアニメにはない面白さを持っています。

 本体定価は390円になっていますが、1巻のみ400円でゾイド特製メタリックシールが付属しました。新装版はこちら


管理人レビュー

 とてもコロコロ漫画とは思えない出来であり、そのよさは他のコロコロ漫画と比べると一目瞭然です。独自のストーリーはやはり面白く、感動できるシーンが多いです。作画は綺麗で表紙を見るだけでもその綺麗さが理解できると思います。人気ピーク時は多くのページ数を貰い、コロコロ漫画の先頭を独占していました。
 登場ゾイドの中では管理人は新生トルナードことステルスドラゴンが好きです。ゾイド漫画の中でズバ抜けて大好きな一冊です。ゾイドの漫画で何にするか迷ったら、とりあえずこの機獣新世紀ゾイドをオススメします。

 人気漫画なだけに諸事情で打ち切りという形で終わってしまったのは管理人としても非常に残念です。単行本は5巻止まりですが、続きのストーリーは個別出品版で一部確認することができます(ただし、入手難激高)。



←ステルスバイパー。劇中でアーバインが最初に乗っていた愛機。愛称はトルナード。アニメではライガーのサポート的役割としてコマンドウルフですが、ヘビ型ゾイドといった奇抜なゾイドを操縦していたりとの作者独自のストーリーが人気を占めた作品でした。
 写真はキットのもので、定価600円のゼンマイ走行ゾイドです。

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