ゾイドジェネレイションズ

発行=メディアワークス   著者 田村 登正   定価=2800円

管理人レビュー


よくやった!にゃいがーぶるー!


 上記の説明はさておき、ホビーマガジンで連載されていたゾイドジェネレイションズのストーリーがまとめて読めるのはよく、ファンブックとは方向の違うストーリーを楽しませていただきました。

 ストーリーはファンブックと違い、ゾイド間の戦闘よりも人間感情が重視されています。ストーリーのメインは主人公のミドリですが、場面により一時的にジンやケンが主観に切り替わります。ストーリー中に登場するゾイドはジェネレイションズオリジナルゾイドがメインになっていて、戦闘的な最新ゾイドを活躍させるファンブックとは異なりました。「通常兵器が効かない」という設定のバイオゾイドの登場はジェネシスを連想させてもらいました。

 ゾイドブックは小学生向けの本が多い中、本誌はやや大人向けだと思います。ストーリーの内容、文字数、キャラのデザイン、Ziガールの登場などで判断できます。さらには巻頭の書き下ろしイラストは「にゃいがーぶるーがミドリの水着を引っぱり、ミドリのお尻を丸出しにする」というイラストもあります(文頭文はこのことを指します)

※あくまで管理人が大人向けだと思うだけですので、どんな年齢の方でも購入できます。また、ゾイド全般に関して18歳未満が購入できないゾイド商品は存在しません(あるとして同人商品、前にあったゾイドのクレジットカードぐらいでしょう)。

 内容的にはよい本なのですが、難点として値段の高さが目に付きます。定価2800円と単体として存在するゾイドブック上最も高い本です。この値段で購入を迷う人もいるかと思います。正直、管理人としてもやや高いと思います。定価2000ぐらいが妥当でしょうか?定価2800円にするとしても最新ゾイド情報を載せ、ジェネレイションズ以外の面でもゾイドブックとして機能する本にして欲しかったです。

 値段は少々高めですが、ミドリが活躍するジェネレイションズのストーリーをまとめて読めるので、興味のある方は購入してみてはいかがでしょうか?



←ライガーレッド・緋桜(ヒオウ)。ライガーブルー・ソウガの双子の双子の妹とされるゾイド。劇中に登場した姿とは別に通販で限定発売されました。ゼロアーマーがクリアーピンクとキレイなゾイド。


ゾイドジェネレイションズトップに戻る