ゾイドバトラー雷牙

発行=小学館 漫画=帯 ひろ志 定価=457円


内容紹介

 小学館学年別雑誌「小学四年生」、「小学五年生」で連載されていたゾイドバトル漫画。主人公 雷牙 剣(らいが けん)が改造ゾイドを使ったバーチャルバトルで全国にいる凄腕バトラーたちと戦っていくストーリー。本作に登場するキャラクターは他の作品と関わりを持たないオリジナルキャラクターでストーリーを展開。登場ゾイドはライガー系をはじめとする荷電粒子砲持ちなどの戦闘的な大型ゾイドがメインとなっています

 関連記事としてゾイド改造マニュアルでは2巻前半までに登場したほとんどの改造ゾイドが掲載されています。また、3巻の12話「雷牙直伝!改造テクニック」が3ページの書き直しを加えて掲載されているので興味のある方はこちらもご覧ください。
 また、ゾイドバトルカードゲームでは限定カードとして本誌で登場したオリジナル改造ゾイドの「バーニングライガー」、「バーニングライガーゼロ」、「ミサイルエレファンダー」のカードが小学四年生の応募者全員サービスでプレゼントされました。

 なおコミックスの大きさは通常のコミックス(410円のもの)よりも1回り大きいサイズになっています。


管理人レビュー

 正直、ストーリーは読んでいて楽しいものではなく、小学生対象とはいえ毎回ワンパターンな展開をします。コロコロと違い、ページ数が少ない(1話15ページ前後)ので仕方ないのですが、強敵出現→成り行きでバトル→主人公ピンチ→逆転勝利!のパターンが大半を占め、主人公が無敗(悪くて1勝1敗)で最後まで突き進むストーリーでした。
 ストーリーの展開も最後まで急な展開が多く、強敵もたくさん登場しますが、上記の通り、主人公がどんなピンチでも逆転勝利で勝ってしまうのでそれぞれ強さのレベルがイマイチ分かりませんでした(個人的に一番強いと思ったのは滝川紫流でもイブでもなく雷牙と1勝1敗の境 竜太)。
 総合的な評価では鉄魂と似たようなレベルだと思いますが、あちらはキャラの個性、魅力がよく(あくまで本作と比べての話ですが)、こちらはオリジナル改造ゾイド(ゴッド オブ デスやデスキラーズなど)の登場が良かったと思います。

 小学生対象のゾイドバトル漫画ですが、興味のある方はご覧になってみてください。



←ブレードライガー(レッドカラー)。1巻終盤まで雷牙の主力となるゾイド。毎回、様々なカスタマイズで敵と戦います。

 写真はトミカブロスのブレードライガー。トミカ技術から生まれた新しいキャラクターコレクションとして販売されたモデルでした。通常版と本機が発売されましたが2種のみラインナップで終了となりました。ブレードの展開などはできませんが、重量感がありリアルなモデルになっています。

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